「re:diary」「re:mix」終演の感想のようなもの
『lab 〜すむ〜』観劇の感想的ななにか
実技授業発表会、表活のお話
2月20日に行われた実技授業発表会、その中でも表活の感想をタラタラと自己満足で書いていこうかなと。自分は出た側ですが、そっちの視点からの感想も書きますのでどうぞよしなに。多大なネタバレ、そして圧倒的主観を含みますのでご容赦。
今回の表活の作品名は「エンドレス」。タイトルだけではどんな内容かイマイチ分からない感じになってました。内容ですが、一言で言うならば「社畜」ですかね。社畜が現実に絶望して理想に逃げるも、結局現実に引き戻されて倒れてしまう。簡単に言えばこんな感じの内容でした。
自分は今回ありがたいことに(男子が1人だったというのも大いにありますが)メイン的な役割をやらせて頂きました。以前、目立たせて貰えるなら目立ちたいとは言っていたものの、まさかここまでの役割を与えて貰えるとは思っておらず最初はビビりましたね。ですが与えられたからにはやりきるしかないと、自分なりの全力で臨みました。皆さんの目にはどう映りましたかね?(後述しますが、途中で苦しみながらよろめくシーンがあるのですが二日酔いに見えた方もいるようで、自分の表現力の無さに絶望しました。笑)
本番を見て頂いた方には分からないかと思いますが、実はあの形にまとまったのは結構ギリギリだったりします。確か本番一二週間前くらいじゃなかったでしたかね。それまではパート毎の振りは纏まっていたものの、最後のユニゾンの部分がなかなか決まらなかったんです。それを考えると、よくあの短い期間であそこまで纏めたなぁと、本当に皆の凄さを実感しますね。
ここからは各パートの感想になります。
オフィスワーカー
ストーリーの起点になる部分です。自分が唯一振付のある踊りをしている部分でもあります。笑
最初の元気に仕事をしている部分からだんだん仕事が嫌になってきて倒れていく、という構成になっています。衣装もオフィスワーカー感溢れる感じで踊ってました。自分はグレーのスーツだったのでめちゃめちゃおじさんでしたが。最初はなかなか振り付けが決まらず、紆余曲折ありながら決めていきました。元気な部分の振り付けはすごく可愛らしいものになっていると思いますが、如何だったでしょうか?
現実
仕事が嫌になったオフィスワーカーにさらに現実を突きつける悪い奴らです。衣装、曲ともにクールで、全体的にカッコイイ感じですね。女子の皆さんはときめいたのではないでしょうか。笑
途中からは自分に現実を見せつける、押し込めるような振り付けになっています。自分は真ん中で頭を抑えてよろめいてるだけなのでよく見れていなかったのですが、ビデオで見ると結構速い振りですよね、凄い。
理想
ストーリーの中では「転」の部分でしょうか。
衣装、曲、振り付け、どこもしなやかで美しい感じがします。ほんと「理想」を綺麗に表現してて凄いです。美しい。
自分の理想という設定だったので、自分は舞台の端でアホな顔して座ってたんですがビデオで見るとまあ邪魔ですね自分。どっか行けって感じですほんと。ただ最後の部分の振り付けめちゃめちゃ好きなのでそこだけやりたい。ほんと好きですあそこ。やるたび鳥肌立ちますね。
ユニゾン
「転」から「結」の部分です。
自分的にここが一番好きです。自分はほぼ俯いてるんですけどね。
今までのパートが全員で踊ります。構成としては理想、オフィスワーカーがどんどん現実に染まっていくといった感じです。パート毎の振り付けも取り入れつつ、最初はバラバラだった振り付けが揃っていくところが本当に好きです。振り付けもかなり難しく、並びや振り付けを決めるのに一番時間がかかったパートでもあるんですが、その分かなり良いものになったのではないかな、と。
ラスト
ストーリーの「結」の部分ですね。
自分以外のオフィスワーカーが倒れ、現実、そして現実に染まってしまった理想に見られながら仕事をし、最後は自分も倒れてしまう。そう、バッドエンドです。バッドエンドをやってみたいという意見が多かったので、形になって良かったなと思います。後ろで自分を見てる人達のシルエットが本当に怖くてゾクゾクします。良いですねぇ、好きです、こういうの。曲はオフィスワーカーで使った曲を変調して使うことで、タイトルの「エンドレス」を印象づけることを狙いました。結構怖く仕上がったのではないでしょうか?
自分も倒れ暗転した後、背景に「エンドレス」に表示される「あなたは、どう思いますか?」の文字。タイトルも回収できたのかな、と。
パート毎の感想終わり
自分は、今回この作品に参加することが出来て本当に良かったと心から思います。皆で作り上げた「エンドレス」という作品。皆さんの目にはどう映ったでしょうか?
皆さんの心に何か一つでも残るものがあれば良いなと思います。
拙く長い文章でしたが読んで頂きありがとうございました。